2012/11/21

維新八策の「八」とは何か

衆院定数を半減 「維新八策」最終案の全文  :日本経済新聞
今更ながら、半読して思うことは、これが八策に見える奴は眼科に行くべきということだ。百策と間違えたのではないか?
あえて八策と主張する理由として、名古屋人としては、「八は末広がりを意味し、議論と方向性が広がり纏まらない様を表す」という仮説に魅力を感じている。

追記。どうせなら提言を半分に精選し、「ドキッ!茶臼だらけの維新四十八手 ポロリもあるよ」と改題してはどうか。男一人称視点のグラビア付き政策集を配布すれば、理非知らずに投票する者も多かろう。内容を理解しない読者を獲得するには良い策と思うのだが。

2012/11/13

もしもガンダムファイトのネオチャイナ代表が卓球選手だったら

実際にネオチャイナ代表は少林寺のサイサイシーだったわけだけれども、中国では卓球が国球とも呼ばれる位なので卓球選手が代表になっても良かったように思う。と、朝の通勤中に思いついた。
まず念の為にガンダムファイトはこんな感じ。


思いついてしまったのはいいが、選手とコーチ(盥付き)ではどちらが強いのだろうか?普通に考えれば選手なのだが、盥付きのコーチはラリーを越えるピッチで速射が可能、つまり弾幕が厚い。と思って選手としてもコーチとしても成功している劉国梁を見てみよう。上が現役時代、下がコーチ(中国国家隊男子監督)時代。





現役時代も強そうだけれど、コーチの劉国梁が出てきても「このアホ弟子が~!」とやってくれそうで面白そうではある。その中で、走馬燈のように駆け巡る師匠(劉国梁は世界選手権・オリンピック・ワールドカップを制覇した大満貫選手、つまり東西南北中央不敗みたいなもんである)との思い出は下のようなシーンだろう。


2012/11/10

裏面粒高

いつぶりか思い出せない卓球ネタ。そして、人の役に立つ気のしない粒高裏面打法についてのメモ。今日使ったのはエバンホルツNCT7とカールP3αr(OX)。

  • ラケット面を垂直くらいに立てて、当てるだけでもそれなりのブロックになる。
  • 手の力を抜いて当てると、死んだボールが短く飛ぶ。
  • ラケットを立てて横殴りに振ると角度打ちになる。意外にスピードが出る。
  • 球持ちが皆無なので、裏ソフトの裏面ドライブ(特に台上の)は抜本的に違う打法が要求されているように思った。
  • 表面での台上処理の体勢から、突然裏面フリックに移行できれば何度かは効くかもしれない。

カットブロックにするラケット操作をできる気がしないので、回転の反転(残転?)は全然気にしていなかった。ナックルにはなっていた気がするけど。

言霊USA




町山智浩の「USA語録」を読んだ。雑誌所収時のタイトルは言霊USAだそうだ。アメリカの時事問題を、キーフレーズと併せて紹介するコラム。フレーズの大半がお下品なので、実用性は乏しい。かわりに、社会問題に関わるフレーズが多いので、社会の勉強ネタにはなる、、、かな。
アメリカの深刻な政治対立も扱っている。日本人の目には声がデカいキチガイの問題にも見えるけど、社会保障を目の敵にする奴らや、排他的なキリスト教徒は少なくないらしい。そういう問題以上に興味深いのは、サラ・ペイリンがアイコンになっていることだ。まぁ、保守系アホ女のアイコンになるのが嬉しいとは思わないだろうけれど。

しかし、サラ・ペイリンって、要するに片山さつきの上下の口をだらしなくして鯖江製の眼鏡を装着したようなモンだから、珍しい存在でもないかもしれない。
しかし、sweaty ballsなるアイスキャンディの販売停止要求を扱ったコラムで、アイスキャンディを舐めるイラストのネタになれる人はなかなか得難いアイコンではあろう。

2012/11/09

『ユーロ破綻 そしてドイツだけが残った』


昨今世の中を騒がせているユーロ危機。その原因と今後想定される問題と展開を大恐慌研究を引きながら考察した本。曰く、大恐慌はアメリカで発生した不況が、第一次大戦後のヨーロッパの構造問題を一気に顕在化させた。構造問題というのは、第一次大戦後の体制がアメリカからの民間資本の流入無しでは維持できなかった事を指す。なんか、英仏がアメリカに借金を返すために、ドイツをドツイて賠償金を取り立て、ドイツは賠償金を払うためにアメリカに借金する構造だったらしい。倒錯的というか手の込んだ多重債務というか、アメリカ覇権前夜という感じではあるが。で、大恐慌と現在との共通点として、火はアメリカに油はヨーロッパにあり、油に火が移ってから状況が悪化することがある。では現在ヨーロッパの構造問題とは何か?本書はほぼ三文字で答える、「ユーロ」。

ではユーロが何故問題かというと、ドイツとスペインのような経済環境の全く違う国で金融政策を共有したら、誰にとっても適切な金融政策ではありえないことだろう。ドイツにとっては少し高い政策金利は、スペインには低かったためインフレ要因となった。で、ドイツで資金調達してスペインに投資するキャリートレードが行われ、リーマンショックでリスクに気づかれた今、大絶賛逆流中という。

現状で求められる対策はPIIGSの信用不安をユーロ全体でケツを持つ事で、必然的に最も経済状況の良いドイツの負担を必要とする。でもドイツはユーロを資金移動同盟には絶対したくないらしい。というか、経済成長のためには財政健全化が有効だと本気で思ってるらしい。結果起こることは、ユーロのドイツ帝国化と破綻だろう。そして、リーマンショックを第一波、ユーロ破綻を第二波として、もう一度大恐慌がおきる(かもしれない)

以下雑感。

今が大恐慌の時代に相当するとした場合、世界経済の中心/覇権がニューヨークからどこかに移動する状況であり、多分最後の局面にあるのだろう。問題は中心の移動というのは、経済世界を全て巻き込むレベルの苛烈な抗争を伴うことだ。まぁ、それも大概勘弁してもらいたいけれども、覇権抗争を行うのはどこだろう?ユーロ全部が沈むとすれば、南米、インド、中国、日本くらいが想定される。ここで、ジオカルチャー的側面に「中国化する日本」の「宋朝-江戸」の対立軸を持って、中国-日本の世界最終戦争が起こった日には「日本負けろ」というしかないなぁ。

2012/11/07

光圀伝



水戸黄門として名前だけは無闇に有名な人物を、青春の懊悩を基に再構築した大作。ではあるのだけれど、実際の水戸光圀の巨人さ加減を反映し、青春の懊悩の影響は甚大極まりない。この作品でも重要な位置を占める大日本史と水戸学は昭和まで至る尊皇思想の原点ともなる。ネタバレになるかもしれないが、光圀が冒頭殺すのは、明らかに自らの身から産まれた怪物なのだ。
青春小説の如くさらっと読ませて、こんなに恐ろしい歴史観を内包しているのは、おっかない話であるよ。1人の青年の中二病がこじらせすぎた挙げ句、一国の世界認識を制圧するんだぜ。

2012/09/09

紅茶 マーガレットホープ セカンドフラッシュ2012

昨日買ってきた店員さん一押しのマーガレットホープ。なんというか、すごく普通のダージリン。気負いなく水のように飲める。一気に2杯飲んでしまえた。
あと、店員さんのオススメポイントだった、「冷めてもイケる」も実感。癖がないからか、直球ド真ん中な味だからかはわからないけど。

2012/09/08

紅茶 ニルギリ

久しぶりに紅茶を買ってきた。普段用のキーマンを確保して、セカンドフラッシュのダージリンを見ていたら、店員さん曰わく「 マーガレットホープのセカンドフラッシュが三年ぶりの大当たり」。乗せられて買う。
で、今年はニルギリが面白いと言う。「面白いって何やねん?」と思いながら買う。乗せられてるなぁ、俺。
写真はニルギリのパッケージと二杯目のカップ。葉っぱの香りが最初強かったけれど、美味しかった。

尖閣あれこれ

国有地にするにせよ、石原慎太郎の別荘を建てるにせよ、2012年の夏に魚釣島の所有権を議論するのは「秋には右派から左派へ政権がシフトするのが既定路線となっている中国に対し、建前では存在しない問題をわざわざ蒸し返す」行為。そりゃ税金を使ってでも阻止したいだろう。冬以降に想定できる悪影響がプライスレス。

もちろん、国有地になるのと、都有地になるのではどっちがマシか?という問題はある。都有地なら何となっても、「てめぇらの知事が偉いんだよ?!こちとら気が狂った知事くらい掃いて捨てるほどいるんだぜ」と意味不明なキレ芸ができるけれど、国有地ではそれができないというデメリットがある。

いずれにしても、論点となっている行為がスケールの大きくなったピンポンダッシュでしかないこと、石原慎太郎のマッチョアピールが冷蔵庫を万引きしてきて自慢しているヤンキー(この話は昔バイト先で聞いたので真偽はわからないが)と何ら変わらないことを認識しておきたい。




2012/08/21

新手の平和ボケ

Business Media 誠:窪田順生の時事日想:また尖閣諸島にやって来る? 10月に人民解放軍 (2/3)

 世界華人保釣連盟は10月にも再上陸を計画しているという。無理もない。日本の海上保安庁が投石をしようが、自分たちに何も手出しができないことがよく分かった今、もう一度行かない理由はない。そのどさくさに紛れて、人民解放軍も尖閣にやってきてそのまま居座ってしまうのではないか、と心配をする声があがっている。
近日に人民解放軍が尖閣諸島を不法占拠するのでないか?それに海上保安庁は抵抗できるはずがない。日本政府が不法占拠に対抗策を持たないことは竹島で明らかだ。そろそろ、「冷静に」ではなく「怒り」を表すべき、という主張らしいのだけれど、著しく冷静さを欠いた論考に思える。言い換えると、「人民解放軍が尖閣を占拠したら、現在の人間界では戦争と呼ばれる」という視点を欠いている。それは新手の平和ボケなんじゃないかなぁ。 じっくり3ナノ秒も考えれば、ここで書かれている懸念が「世界第二の大国が、世界第一の大国の眼前で、世界第三の経済大国の領土を侵略する」という内容だとわかるはずだ。その状況で心配することが「尖閣諸島の領有」という人がいるか?俺は日米中怪獣大戦争の中で如何に生き延びるか、が最大の心配事だと思うのだが。

2012/08/20

ロングサービスのインパクト

土曜日の練習にて、ロングサービスを打とうとして台に入らない事態が頻発した。自コートにも届かないのだから重症だ。原因を考えてみると、「打球点が台から遠い」、「打球点が低すぎる」、「ボールの軌跡が下に向きすぎ」のどれか(複数回答可)だろう。
打球点の問題も兎も角として、ボールが下に飛ぶのはインパクトが強く当てられていないからだ。オーバーミスというか、ネット直撃も恐れずに振り抜いていかないといかんのだろうなぁ。

2012/08/15

フォアチキータと表面チキータ

練習はまるでしてないんだけど。
ペンの表面でチキータができるらしい。普通のチキータ同様に、ボールの左側を擦って飛ばすそうな。ペンにはフォアチキータもできる。これはボールの右側を擦って飛ばす。
で、表面チキータのバックスイングはフォア側、フォアチキータのバックスイングはバック側に取った方がスイングしやすそうだ。台上のボールに対しては、まずミドルに体を寄せると、どちらの技もでき、予測させる技術が増えるように思った。
同時に、台から出るボールに対してミドルに動くのは効率的でない。長短の判断はより速くできるのが求められる。

2012/08/13

表のレシーブ

まぁ、横レスっぽいのだけれど。
表ソフトのレシーブは「払い」など攻撃的でなければ、表の存在価値に関わるという。俺もペン表でなくなってしばらく経つけれど、表のレシーブは払うばかりではない。意外にキレるツッツキは絶対的な回転量で裏ソフトに及ばないかもしれないが、充分な回転はかけられる。自分と同レベルの相手にループドライブを強要できればツッツキの仕事はしているだろう。
同様に打点が合えば勝手に止まるストップも効果的だ。実のところキっても止まる時は止まる。
とはいえ、払いなどと同様に、足を押し込んで、自信を持って振り抜くのが絶対条件で、それが最も難しい。表だから何ができない、何をしなきゃいかんは、あまり意味のない話じゃないかなぁ。

クルーグマン

「さっさと不況を終わらせろ」を流し読みしたんだけど、各所で聞いた気のする増税とか財政再建とかデフレ容認とかは全くなく、いつものクルーグマンだった。
解説にある反語的皮肉を理解しないにしても難しいんじゃないかね。
いつも通りの「需要は重要」が経済史の概説と経済的保守派への悪口に併せて語られる、平易な一冊。いつものクルーグマンだよなぁ。

2012/08/09

試そうとは思わない筋トレ手法

ヒト(メス)の性フェロモンの類似物質を首筋に塗布し、筋トレをするとテストステロンレベルが上がるらしい。ドーピングしないトレーニングはテストステロンレベルを上げる(体内でのテストステロン生成を活発化させる)事が重要なので、このフェロモンによるトレーニング効果は期待大!らしい。まぁ、お手軽だしね。
ところで、女性フェロモンにより男性ホルモンが活発化するのは、「ムラムラしながら筋トレするとムキムキになる」と表現することも可能だろう。美女に囲まれトレーニングした方が効果が上がりやすいこともあるかもしれない。
トレーニング効果と下心を満たす手法として、可愛いギャルのいるジムに入り浸る人もいるだろう。何より、スポーツゴシップ誌のアングル作りに朗報だ。ギャルを両脇にベンチプレスするチャンピオンとか、俺は美味しい絵だと思う。

卓球王国に半裸グラビアを!

ビッグトーナメントの後でいつも思うネタではあるけれど、日本選手が世界のトップ層と戦った際に打球の威力が相対的に劣るが故に、真っ向から打ち負ける展開が散見される。技術的な問題は練習によって解決されるだろう。同様に筋力の不足はトレーニングによって解決されるはずだ。未来のトップ選手となるべき中高生にトレーニングの重要性を伝えるにはどうしたらいいだろう?

やはり、視覚に訴えるのが効果的ではないか。卓球王国に定期的に上半身の筋肉を強調したグラビアを掲載するのだ。実際には既に男子の半裸グラビアは掲載されている。2012年7月号は松平賢二アニキのイイ身体がばっちり載っている。



まずは男子の広背筋から、挑戦していってもらいたいなぁ。


2012/08/06

新たな禁句「日本人はバックハンドが弱い」を提唱したい



ロンドンオリンピックの男子卓球は残念な結果だったわけだけれども(しかし岸川がシングルスでベスト8に進んだのを考えると悲観しすぎるのもどうか)、最後の岸川vs唐鵬戦はロッテルダムらへんからモヤモヤしていた懸念が現実になったようにも感じた。一言で言ってしまうと、「男子卓球の卓球DASH!化と、進化の方向を違えている日本」である。



「カウンターを叩き返して当たり前」「足を引くな、マッソーで支えろ」「押せば押せ、引けば押せ」なラリー展開は以前のそれよりも攻撃性が高く、それ故にハイリスクハイリターンとなっている。結果、ヤンキー漫画の喧嘩を暗喩的に卓球に導入した『卓球DASH!』と、現実の卓球がダブって見える不思議な世界が現出している。そこで、「まずブロックからラリーにする」「両ハンドをバランスよく」「無理せず繋ぐ」スタイルは首尾良く餌とされるばかりではないのか?という懸念だ。
そこで必要とされるのは「待たれていても一撃でぶち抜ける攻撃」だろう。大概の人はフォアハンドの方が強い球を打てるので、より多くフォアハンドを使うためのフットワーク、ボディワーク、戦術が重要だろう。というか、マックスダッペ(漢字失念)を必殺技とする張継科ですらフォアの方が強力なのだ。




そこから、現在の日本人選手に対しては「バックハンドが弱点」というのは有害無益な指摘ではないかと思ったのだ。バックハンド強化の優先度が極端に高かったのは、90年代以前のフォアハンド偏重へのアンチテーゼだからだ。たしかに20年前の日本卓球のスタイルはオールフォアで打つために打球点が下がり、攻撃力と対応力が失われる本末転倒スタイルとなっていた。しかし、今の日本のトップ選手は違う。バックハンドの技術面では遜色ない(ように凡人以下の俺には見える)。
現時点ではバックハンドを重要視するのではなく、「その時もっとも強い球を返すにはどうしたらいいか?」を重視すべきではないか。かつてオールフォア偏重を招いたのは日本人の技術フェティッシュだったが、現在の両ハンド偏重も技術フェティッシュが招いているんでないかなぁ。と思った。
フォアとバックのバランスに関する大好きな理論は呉敬平の「王皓にはフォアとバックを6:4で打つように指導します。馬琳には8:2にするよう指導します。理想的には6:4なんでしょうが、馬琳にそう言うと5:5になってしまいます」かな。つまり6割はフォアで打つように、怠け者の俺は8割フォアで打つ気持ちで動……けない気がするなぁ。

2012/08/05

日本人として初ゲームの森岡薫




試合前の練習風景から。試合中の写真を撮る余裕などあるはずもなし。

フットサル観戦



オーシャンアリーナで名古屋vs神戸戦を観戦してきた。リカルジーニョのいる試合を観るのは二回目だけど、前回より仕事をさせてもらえなかった印象。いや、ヒールリフトでシュートしたり、球乗りから突破にかかったりやっぱり空間がおかしい人なんだけれど。
あと、今日の試合から、森岡薫問題が少し小さくなった。つまり、「森岡薫と言われて誰がムキムキで金髪のペルー人男性を思い浮かべるか」から、「森岡薫と言われて誰がムキムキで金髪の日本人男性を思い浮かべるか」に変わった。



試合前の練習でキックしているリカルジーニョ。試合では、センターから独走し詰められる瞬間にシュートを決めるなど、住んでいる空間の違う人っぷりを発揮していた。しかし、欲しい場所でもらえてない気がした。

川島の姿は何度見ても「近所のおっさん」(俺より年下だけど)。しかし、川島がいないとディフェンスが穴だらけなんだろうなぁ。


Fリーグで出てるのは初めて観る気がする森秀太。運動量豊富に走り回り、一歩深くディフェンスに詰めてるのが印象に残った。

あぁ、あとは逸見を観たかった。

2012/08/04

ボウリング打法

木曜日の練習で仲間がやっていた打法に勝手に名付けた。多分、卓球スパイラル打法で紹介されていた「抜き足打法」なんじゃないかと思う。ミドルに来たボールに対し、右足をバック側に抜きながら打つ。下半身の回転の反動を利用できるので、正面から見たモーションの小ささに比して強い球を打てる。彼はペン表でスマッシュするので、余計に強烈に見える。

それはともかく、抜き足打法の打球後はボウリングの投球後に似ている。なので、ボウリングの動画を探してみた。


後半よく意味がわからない展開になってて驚いた。

ご当地ニコ・ロビンとかないのか

昨日仕事で袋井まで車で移動し、帰りにご当地チョッパーのスタラップをお土産に買ったのだ。少し前にはご当地キティばかりだったけど、こういう流行も移り変わるんだなぁ。と思った。
しかし、ONE PIECEのグッズ展開はチョッパーに偏っている印象が否めない。他のキャラクターを取り上げてもいいだろう。ご当地ニコ・ロビン遺跡シリーズとか。

2012/08/03

ヘヴィメタ文学

袋井まで運転する車中で考えた。

最近はラノベ出身の作家がジャンル外に飛び出して名声を得る例が増えている。出世頭は『私の男』の桜庭一樹だろうか。で、ライトノベル出身の作家が文学界で一定の権威を持ってしまうと、ライトノベル→ライト文学とか名を改められてしまったりするかもしれない。ライト文学というか軽文学、略して軽文(けいぶん!)。挙げ句にヘヴィメタ文学とか輪をかけて怪しげなジャンルが乱立するの。

でも、ヘヴィメタ文学は碑文を刻んだデカイ青銅のモニュメントのような気もした。

2012/08/01

浜名湖

浜松の現場から帰りに撮った。 ボートが走っていって、「今日平日やぞ!」と思った。

2012/07/31

曲がりすぎにも程がある

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ナニとは言わないが、このチキータは曲がりすぎではないか?ナニを詰めてるんだろう?

色々違うハローキティ

セントラルパーク地下街にハローキティとオリンピックのコラボ企画が行われていた。ボーッと見ていたんだけど、このポスターはいろいろ違うと思う。
ラケットの形が違う。グリップが違う。ウェアが違う。あと、男子は右左のダブルスだと思うなぁ。女子はわからないけど。

2012/07/30

オリンピックの中継放送について思う。

異論のある人もいるかもしれないが、ロンドンオリンピックは人類がマトモに機能するittvを得て以来初めてのオリンピックだ。そのオリンピックで、ittvの中継が無いことの影響は計り知れない。どんな身の程知らずの卓球ファンでもテレビでクレアンガ対メイスを放送する期待はしないだろう。トキッチ対ガオニンとか。

かくして、コアなスポーツファンは、中継に満足できない。
これは、人がテレビを見ないのではなく、人が見たいモノをテレビが提供できていない図式を鮮明に表しているのではないか?需要の多様性にコンテンツ供給(というか金の流れがボトルネックになった流通だな)が対応できていないのを、ストリーミングの充実によって顕在化されたのではないか?

しかし、これは過渡的な現象かもしれない。
長期でみれば、放映権料の細分化etcでより柔軟に中継が出来るようになるかもしれない。たとえばNHKで全く中継されないかテレ東でへたれた中継をされるかの選択とか。

より短期の問題で言えば、現地現物の重要性がストリーミングの発達によって明確になったのではないか。見たいモノを本当に見たければ、現地に行くしかない。これは東京でオリンピックをやる大きな意義になるんではないか?少なくとも中継の内容にブーたれている人は、自分が見たいモノを見に行ける確率を高めるためにも、東京オリンピックを応援すべきではないのか?

じゃあ、いっそ名古屋で?オリンピックはまぁええがや。

2012/07/29

商機を見いだす「鬼」になれ



「東洋のユダヤ人」とも称される(らしい)温州人の成長エネルギーを豊富な事例を基にまとめた本。
  • 薄利多売上等。薄利でも十二分。
  • 小さな事からガッツリと
  • 顧客のためなら常に全力
  • 競合他社は味方
  • リスク上等!度胸指数=DQ

などなどの熱いメッセージとエピソードが詰まっている。ちょっと元気がなくなりそうな時に読み返したい一冊。野趣あふれる列伝調の方が性に合うらしい。

2012/07/28

よくある病弊と文化

しばらく前に国会事故調の福島第一原発事故に関する報告書で、「原因は日本文化」という文句があるとか無いとか問題にされていた。たしかに、文化が原因と言ったら問題の深掘りも、解決策の提起もできないだろう。 しかし、「方針や認識の転換が、前任者の施策を否定している、とみなされるため、過剰な抵抗を受ける。」とか、「労働者の違法派遣」とか、個別の論点に「事故の要因となったこれらの事象は、日本ではよく見られます。」と付け足せば真実味のありそうなフレーズになりそうだよな。

テストステロンをアップするオスモフェリン

テストステロンをアップするオスモフェリン

ちょっと妖しげなモテ香水の紹介に「オスモフェロン」なる物質が含まれていたので、ググったら上のサイトが引っかかった。オスモフェロンはヒト(雄)の性フェロモン、オスモフェリンはヒト(雌)の性フェロモンに近似した化学物質だそうな。で、オスモフェリンを首筋に付けてトレーニングしたところ、体内のテストステロンが増加したんだそうな。
まぁ、雌の性フェロモンが男性ホルモンの分泌を活性させるのは、不自然な話ではない気もする。

しかし、「簡単お手軽にマッチョバディ!」と「フェロモン香水で女子を惹く!」が並んでる中に、「フェロモンサプリ、塗るだけでマッチョに!」があっても違和感がないはずだよなぁ。

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おそらく、フェロモンサプリはトレーニングするのが前提であることを、考えたこともない人にしか効果がないのが問題だろうなぁ。

2012/07/26

テニスの本を読んでみた。


こちとらテーブルテニスの人なので、テニスの本も面白いかと思って読んでいる。「頭脳」にまつわる本なので、そのまま楽しく読める。

弱い人の打ち方は「ネットを越えさせて、エンドラインの手前に落とす」ように意識している。強い人は「オーバーする球を、エンドラインの手前にねじ込む」ように意識して打っている。らしい。ボールの軌跡が回転の影響を受けやすい卓球だと、この意識はより重要なんかなぁ、と思った。

2012/07/25

JooSeHyuk vs WangLiqin


いつの試合かもわからないけれど、おすすめに引っかかってきたので。バックカットの速度が非常にゆっくりで、フォアのトップスピン系との速度差が大きそうだなぁ。これに回転量の変化もつけられているんだから、チョッパーの相手は大変だ。しかし、かっこいいわぁ。

2012/07/24

ロボット 完全版

仕事を休んで映画の日、昼過ぎの部。

3時間弱にバカ、CG、歌って踊って、ラブコメ、アクション、大虐殺、感動を詰め込んだ超大作。もうちょっと踊っても良かった気がしなくもないけど、それだと3時間オーバー休憩無しの映画鑑賞になってしまって大変かなぁ。全体に「やりすぎ」な印象があるけど、アクションなんか自動車が当たり前に空を飛ぶ乗り物になってるし、ボンネットに飛び乗ってサーフボード状態(@空中)みたいなトチ狂った絵がたくさん。

さらば復讐の狼たちよ

仕事を休んで映画の日、夕方の部。民国時代北洋軍閥支配下(つまり無政府状態やんけ!)の中国で、県令の職位を買った詐欺師と詐欺師を襲った山賊、任地の城市を支配する悪徳地主が三つ巴で化かし合いをする映画。メインキャスト3人の顔芸を駆使したハイテンションな掛け合いが大変面白かった。「鬱憤を溜めて溜めてドーン!」なストーリーではなく、小ネタを濫費しながら喜怒哀楽を溜めていくタイプのストーリー。

長台詞は少ないし、山賊を演じる監督は抑制の効いた低い声なんだけど、掛け合いはハイテンションだったねぇ。明日にも使えるワンポイント中国語「你有钱(あんたや)」とか。

しばらく分のバカ映画成分を一日で摂取した気がするよ。

原発とトイレ

「原発はトイレも無しにウンコするようなもの」という主張がある。たしかに放射性廃棄物の処理は「貯めておいて、とりあえず埋めて、1000年放置」だから、まともな処理とは言いがたい。しかし、ウンコの処理を歴史的に考えてみると「原発は自然に反する現代のトイレ」と言った方が近いようにも思える。

いうまでもなく、最初のトイレは「野糞」。草木は育つし、家畜の餌にもなったかもしれない。江戸前寿司のネタは、江戸の生活排水を養分に育ったとも聞いたことがある。しかし、草木の肥やしになるのも魚の餌になるのも、環境負荷には違いない。環境の容量を超えた時には、環境の悪化を招くのは必定だ。

次の段階は「資源化」。古くはローマ帝国のウェスパシアヌスであったり、江戸の汚穢屋(=長屋の便所からウンコを買い集め、熟成させて肥料として近郊農家に売る産業)であったり。前近代は「野糞」と「資源化」が並立していた時代。しかし、ウンコの資源化がなされた事例って、珍しいような気もする。

現代的なトイレは何らかの手法でウンコを集め、「脱水して、燃やして、埋める」。参考:wikipedia

こう考えると、「火力発電-野糞、原子力発電-下水処理」とした方が類似性は強いんでないかなぁ。

2012/07/23

馬琳の台上裏面


王皓vs馬琳のオリンピック壮行試合。馬琳の台上裏面ドライブって違和感がある(MP4/6の上にロケットエンジンを載っけて「最強に速いぜ!」的な違和感)。しかし、フォア主戦で頂点に至った後、キャリアの晩年にいるはずの馬琳が新規テクニックを貪欲に使う姿勢は本当に見習わないといけないなぁ。
王皓の台上バックハンドは「裏面ドライブを打つ体勢から逆モーションでツッツク」、馬琳の台上バックハンドは「ストップの体勢から裏面ドライブが飛び出てくる」の違いがあるように見えるなぁ。

2012/07/22

マルサスの罠と持続可能性

産業革命以前のアンシャンレジームを支配していたルールはマルサスの罠だった。つまり、生産性上昇のペースは人口増加のそれを下回るため、人口増加は個々人の幸福度低下や社会の破綻に至る、というあれだ。

産業革命以後、生産性上昇のペースが急伸しマルサスの罠は越えられたように思われる。実際、アンシャンレジームでは珍しくない大規模な人口減は起きていない。

しかし、生産性の上昇を可能としているのが化石燃料の消費である以上、その持続可能性には燃料枯渇のリスクが伴うのではないか?とすればマルサスの罠は持続可能性を保つシステムの一端を担っていたんではないか?みたいなことを考えていた。

ローマクラブからこっち、マルサスの変奏曲は手を変え品を変え出てくるしなぁ。

2012/07/21

天才 or not?


数年前に読んだマシュー・サイドの「非才!」では、「才能なんてものはない。才能と思われているものは、適切な練習を十分に積み重ねることでえられる」と主張していた。マシュー・サイドは下のように卓球の人なので、当然のように「ワルドナーだって天才ではなく、適切な練習をしこたまやったから強いんだ」と主張するわけだ。

しかし、ワルドナー伝説 に挙げられているエピソードでは、「9歳で卓球を始めたワルドナーが3球目の練習をさせると、サービスでタッチを変えながらどんな回転がかかるかチェックしていた」とか、「ラリーの練習をさせると中後陣からサイドスピンも入れたドライブで遊んでいた」とかある。後年のワルドナーを育てるための練習を自分でやっていたようにしか思えないエピソード群だ。もちろん、ワルドナーの神話を構築するための伝記と思えば多少の誇張はあるだろうし、「コース固定の練習が主流の時代にオールをやり込んだ先輩」や「指導者全員スマッシュ最強を疑っていない時代に、中陣ドライブ主戦で強くなったアペルグレン」のような先人の後に続いている面も多々あるんだろう。
ワルドナーの天才性に「良い意味で人の言うことを聞かないこと」を含めてしまうと、天才育成法は技術以前の心性をいかに育てるかに帰着してしまうんでないかなぁ。


インパクトの瞬間



ボルの練習風景。
「インパクトの瞬間、ボールは飛んでいく」とどうしようもなく当然なフレーズが浮かんでしまったのだけど、インパクトでキュッとしてボールに回転を与えてるのがよくわかる気がする。カメラ位置が選手と同じ高さだけに、軌道のおかしさが伝わってくる。バウンド後の伸び方が強烈なので、頂点が低い位置になっている。

「インパクトの瞬間」は清水義範の短編。「インパクトの瞬間、ヘッドは回転している」というキーワードからゴルフクラブの宣伝ぽい言葉を延々と連ねるだけの作品だ(ったはず)。

2012/07/18

中国(宋代)と日本(江戸)の軸を書いてみる

「中国化する日本」を反芻しながら、対立軸を二軸にして図にしてみた。セーフティーネットの大小は、「大きい政府-小さい政府」と言い換えてもいいかも。

中華王朝を開放系というのは、異論もあるだろうけれど、この千年くらいは下の動画みたいな状況だったわけだしねぇ。

まぁ、東洋でならした俺たち以下略って言いたいだけなんだけど。

2012/07/14

「中国化する日本」つぶやき(俺の)まとめ

「中国化する日本」のあまりの面白さにつぶやきまくっていたので、それをまとめておこうと思う。というか、「ちゃんとネタに昇華しろよ」と心中にツッコミもあるけれど。


ワルドナー伝説を買いに行ったら、なぜか「中国化する日本」も入手していたのだが、ヤバいくらい面白い。

「中国化する日本」正直食わず嫌い的に忌避していた面もあるんだけど、「アナーキー・イン・ザ・ヨウ・メイ!」みたいな頭悪いフレーズ(賛辞)をもっとフィーチャーしたら俺受けは良かったと思うなぁ。陽明学はたしかにアナーキーだわさ

というか、学生相手の概説がベースとはいえ、ダジャレ多すぎないか?俺はそういうの大好きだけど。しかし、高校までの理解を破壊する内容だけに、ダジャレ抜きで読むのはツラい。「歴史学界の田中啓文」とラベリングしておこう。

「奇兵隊、農家の次男以下、希望は戦争」みたいな時事フレーズの濫費。

「中国化する日本」の割と序論ぽい前提では「中国=近代=宋代の社会システム」と「日本=封建制=江戸時代」を対置しているように感じた。考えてみると「近代→封建制」という時系列に、説明を要しないって、世の中変わったもんだなぁ。

というか、一応中国史の高等教育を受けた(修めたとは言わない)身なので、中国の歴史は千年前に終わってる(フクヤマ的に)ってのはどうかと思った。

あと、宋代以降の千年間で封建制を志向した中国の為政者は二例のみ、朱元璋と毛沢東だ。という辺りも面白い。現在中国の内部対立は毛沢東vs鄧小平、毛沢東が勝ちそう(らしい)ってのは、「日本化する中国」とでも呼べちゃうのかもしれないけど、その先にあるのは良くても倭寇だよなぁ。

宋代以降の中国って歴史的経緯からいっても、侵略者と非侵略者がwin-winを取れる開放系の社会システムだったんではないか。というか、この千年間、好戦的な漢族王朝と領土を拡張する非漢族王朝とラベリングして差し支えない気がする。

太子党って宦官が世襲してるような存在だと考えると、中国の人心が荒むのも理解できる。とはいえ、習近平の来歴に「父は共産党幹部だったが、文革で以下略」なんてあるので、日本よりはだいぶマシなんだろうなぁ。

「中国化する日本」の論点からすると、現在の日本は「継ぐ家が漸減(もしくは激減)する江戸時代」なんだろう。そりゃぁ、あふれる閉塞感にも納得いく。まぁ、中国は「世襲宦官による支配」なわけで、閉塞感はどっちも大概だよなぁ。

中国の強烈な格差って、権力の持続可能性が乏しいこと(宦官と科挙官僚)と均分相続による富の離散で攪拌されてるから維持できたんじゃないかと思うのだ。一人っ子政策下では普通に富の離散が起きないから、長期的な不安定要因になるんじゃないかねぇ。



しかし、普通にレポートくらいは書ける分量つぶやいてるな。勿体ない(笑

2012/07/13

「中国化する日本」雑感

現在の中国関係の本を乱読しつつ、ちょっと古い中国を扱った本も読んでみた。正確には「ワルドナー伝説」を買いに行ったジュンク堂で見かけて、「そういえば噂になってたなぁ」と思い出して一緒に買った。タイトルからして「アホを釣る」気満々の挑発なんだけれど、実際タイトルは釣り。でも、釣られそうな人は迷わず読むべき。釣られる前に想像していたより不快な内容だと請け合っていい。「悪辣なる中国に侵略されている神国日本」だと思って手にとったら、「ぶっちゃけ中国って千年前に近代国家を確立してて、欧米のシステムってその中国のバッタモンだよね」といきなり書いてあるんだから。
で、ド近所に成立した近代国家から背を向け、封建社会を作り続ける人の歴史として近世日本史を語り直すのがこの本。最近の研究成果と大胆な解釈をダジャレで接合した大変おもしろい本だった。

以下雑感。
本書中では

中国=宋で確立=近代社会=開放系
日本=江戸幕府で確立=封建社会=閉鎖系
として、対置してるんだけど、それって閉鎖系の社会システムの極点に江戸時代を置いているわけで、事大主義ではないのかなぁ。

個人的にクリーンヒットされたダジャレに「アナーキー・イン・ザ・ヨウ・メイ」がある。たしかに陽明学の徒は一歩間違うとアナーキーだ。


思想的にも「Right!! Now」だしなぁ。

2012/07/12

「ワルドナー伝説」


タイトルの通り、テーブルテニスの王様の伝記。

個人的には、卓球を始めた当初のワルドナーが、印象的だった。三球目の練習ではサービスのタッチを変えながら、タッチと回転変化を修得していたり、ラリー練習でもタッチとスイングを変えながら打法のバリエーションを磨いていたとか。つまり、初心者ワルドナーは、周囲のコース・打法を固定した練習ではなく、ワルドナーになるための練習をしていたのだ。おそろしい話だ。

   

2012/07/11

中国の近未来とウォーラーステイン

「チャイナ・ジレンマ」「脱・中国論」の、特に右派と左派の路線対立 を扱った辺りを読みながら思ったこと。
「イデオロギー闘争の両サイドは、今に至っても、結局は毛沢東VS鄧小平なんだ。(中略)毛沢東は大躍進や文化大革命など極左路線を歩んで、中国の発展を大幅に後退させた。鄧小平は幾度にもわたる失脚を乗り越えて、改革開放を唱え、市場経済を中国にもたらした。両者の違いは歴然としている。(中略)共産党首脳部、そしていまだに存在する長老はたちは、この対立の視点から闘争を眺めている。そして、問題は、2012年という政治の季節を前にして、毛沢東思想が明らかに優勢を占めていることだ」(『脱・中国論』p95)

毛沢東思想が支持を得てしまう要因としては、社会矛盾とか貧困を前にした人々が「昔は貧乏だったけど、みんな平等でよかったな~」と思ってしまうこともあるそうな。ちょっと「三丁目の夕日」を連想してしまったが。対して六四でやっちまっている鄧小平は右派にとっても微妙な存在で、それが右派の困難さにもつながっているらしい。

一方で、ネットでのフリーダムな言論の美味しさを(必死に統制はされているけれども)人民は知ってしまいつつある。人民による意思決定の欲求は徐々に強くなると思うべきで、対立の内圧は高くなるんだろうなぁ。



時に、この左傾する首脳部と自分たちの意思決定権を要求する人民の対立は、「入門世界システム分析」で言及された「自由主義」vs「急進主義」の図式に近似するんじゃないかね。個人的にはそんなスケールの大きな抗争が間近で起きるのは、面倒この上ないので勘弁して欲しいけどねぇ。

ちなみに、「入門世界システム分析」は近代世界システムの歴史、近代世界システムにおける社会科学史、筆者の自分史を合流させながら、政治的意思決定に関する思想の変遷と分布を語り、近未来に訪れる世界システムの崩壊と次の世界システム成立に向けて、「(君の信じる)自由のために戦え」と路線対立のないアジテーションに帰着する傑作。

「(君が信じる)自由のために戦え」ってアメリカで主張したら、右翼も左翼もなく賛同されるんじゃないかねぇ。

2012/07/09

「チャイナ・ジレンマ」と宋教仁路線

チャイナジレンマは外務省で東アジアの外交を仕切っていた著者が現在中国の問題点、矛盾を論じた本。先日読んだ「脱・中国論」とも共通する部分がある。で、気になったのが政治的な路線対立の底流には、毛沢東思想(左派)と鄧小平理論(右派)の対立があるという話。左派はともかくとして、右派は経済成長、グローバルスタンダード、リベラリズムを志向するらしい。

しかし、六四事件の当事者である鄧小平がリベラル志向だったと言われても素直には受け取れない。それが右派の立場の微妙さ(鄧小平に乗り切れない)に現れているそうな(「脱・中国論」の話題だったか)。むしろ、民国初期の「宋教仁-その他」の路線対立が緩慢に続いているというのが近いんでなかろうか。当時の民国では「大衆に選挙権を与えて共和制に移行したら、統制のできないカオスになる」という反対を受けながら、宋教仁が共和制を志向し暗殺された。「毛沢東-鄧小平」に加えて「宋教仁-その他」の2軸でプロットした方が深さを持てるんじゃないかと思った。まぁ、毛沢東寄りのリベラルって想像がつかんけど。

2012/07/06

脱・中国論

脱・中国論というタイトルは、ステロタイプに中国とか中国人とかラベリングして語ることから脱却しよう=中国の人たち個々と向き合おうという意味らしい。で、バックグラウンドを問わず、中国人と遊びまくった話が人を起点に語られるんだけど、そこから透かし見える中国の矛盾(俺は矛盾が大好きだ)がすごくおもしろい。
個人的には、右派(中国ではリベラル派)の大物がぼやく、「俺の人生って何だったんだろ?」とかがとてもいい話だった。いい話っていうのもよくないかもしれんけど。

2012/07/04

世界一流のサッカー監督から学ぶマネジメント



強豪サッカーチーム監督の仕事はビジネスリーダーと共通する物が多く、監督の仕事の方が困難だ。だから、サッカー監督の方法論を観察することで、ビジネスにとって得るものが多い。って本だ。野球で同じ事をやった本はたくさんある気もするけれど。その手の本では冷徹とされる人を扱ったビジネス・マネジメント・スタジアム
と比べても、冷徹な感じを受けた。

冒頭では監督の仕事に含まれている大変な要素を列記している。

  • 常に不特定多数の人が業務を監視し、評価を下す
  • 社内に自分より報酬の多い社員がいる
  • 結果を出しても現職に留まれる保証はない
  • 年に数回、優秀な社員が会社を去る。他社に出向した社員に給料を払い続ける。ところが、その社員が自社に戻り、勤務に復帰する保証はない
  • 公人として、全ての言動がテレビで放映され、インターネットを通して世界中に配信される
  • 社員の国籍や文化的背景は様々である
  • 常に突出した結果を求められる

いや~、大変だ。この大変な、大変すぎるミッションを果たすために、10の特性が用いられているらしい。
自分の身に関係してきそうな箇所を重点的に読んでいった(だって、システム論とかはサッカー雑誌を見た方が面白い)。基本システムを確立すること、 システムを実現するためにトレーニングをすること、柔軟性とシステムのアイロニカルな関係、などは興味深かった。たしかにOJTに逃げている事は多い(実戦でしか身につかない事も多いけれど)。

 本書ではコーチングもちょっとだけ扱ってるんだけど、サー・アレックス・ファーガソンのコーチングは詳細に教授されたい気がする。というか、ファーギーヘアトリートメントとその後のケア術を習得したら、かなり強いだろう。ベッカムなんてロッカールームでサーがぶん投げたスパイクで顔に傷ついても、「プレミアに俺の帰るチームはユナイテッドしかない」って言ってるもんなぁ。

オタクの行動経済学者、スポーツの裏側を読み解く


スポーツに内包されている様々な意志決定を統計と行動経済学の知見から分析した本。と書くと難しいけど、普通に雑学本と思って読んでも充分に楽しめる。惜しむらくは俺がアメリカンスポーツに疎いので、ネタの大半が通じていない気がすることだ。

たまたま休暇中に観たヘルメットキャッチが、実は誤審(イーライがラッシュを振りほどいて逃げた時点でサックされてるらしい)で、その原因となるバイアスは何か?そのバイアスは野球のストライクゾーンにも有意に影響しているぞ。という最初のネタも印象的だったけれど、シカゴカブスの呪いの話は強烈だった。
カブスファンにとって、「ひどい野球と高いチケット」は許せて、「ひどい野球と高いビールは許せないらしい。そりはかなり勝ちにくい状況だ。など、飲み会でも使えそうな小ネタを仕込むには充分な一冊。

2012/07/03

ぐんぐんグングニル

スパークリングオーディン【へるぴぃ~healthy&peace~】

多分、「ぐんぐん股間がグングニル(意味不明)」なジェル。グングニルは北欧神話の主神オーディンの持つ槍、投げれば狙った相手に必中しオーディンの手元に戻る魔法の品だ。
「思わず股間がグングニル」
って良い惹句だと思う。というか、思いついてしまった。

この種の商品を神話から命名するのは合理的なのではないか。女子用の商品にはなってしまうが、北欧にはキャラ設定を平たくすると「ビッチ」としか言い様のないフレイアがいる。会議中にやる気のない上司を顔面騎乗で目を醒まさせるエジプトのハトホルなども女子力は高いだろう。
まぁ、最もメジャーなギリシャ神話は練達の神しかいないのでベターなような、ゼウスは雷神であるから光の速さで発射に至りそうな、、、

ともあれ、このフリーダムさは色々どうかと思う。


というか、自由すぎ。あと、Odeinは綴りが違う、odinが正解。

映画「図書館戦争」

日曜に映画「図書館戦争」を見てきた。特に印象に残ったのは9課の荒巻隊長がカメオ出演してることと、存在感がやけにエロい人がいると思っていたらエロさに定評のある声優(沢城みゆき)さんだったこと。

あと、映画館のポスターを観ていたらこいつらも観に行く気になった。

いや、独裁者の役らしいのに、二挺拳銃横っ跳びを決めてるユンファが素敵。

2012/07/01

ひらめきトレーニング


夏用のスラックスを調達に行く地下鉄の中で軽い本を読んでいた。創造力というのは個人の能力に依存しているように思われてるけれど、技術と方法論が底流にあって適切な訓練をすれば誰でも発揮できるのだ、と。で、技術と方法論を身につけるための方法を解説している。

気になったのは、例えば会議でアイデアを出すための準備運動。「ビーチボールでキャッチボールする」。フリーダムすぎないか?と思ってしまうので、会社ではちょっと試せないかなぁ。

しかし、家で考え事をする準備運動として、フットサルのボールをナメるとか、ピン球をつくとかは効果的かも。

2012/06/29

現代的な水平打法


昨日の練習で教えてもらった事をメモ。
従来ペンのバックハンドは「頭に当てる感じで振り上げる」と言われていたけれど、現代的なバックハンドは「水平にスイングしてボールを叩く。」打球のタイミングを少し遅らせると、流し打ちのようにストレートを狙える。体の使い方のポイントは「肘を固定しない。手首ではなく前腕の回旋運動を使って打つ(ドアノブを回す動きをイメージ!)」。
この打法が成立できるのは、高性能な近代兵器により充分な回転を加えられるからだそうな。


チーム二割

昨夜は仕事帰りに卓球の練習に行ってきた。内容はほとんどオールで打っていたので、個別の技術はあまり意識しなかった。意識したのはスイングに力を入れず、シュッと振ること。で、うまく振れた時は綺麗な弧線に出来ていた。チーム二割(「俺のドライブは全力で打つより二割の力で打った方が強い!」の略)を意識づけていこうと思う。

カットマンな練習相手に指摘されたのが、「擦る意識が強すぎて、ボールをとらえる位置がピンポイントになっている。もう少し厚く当てて打った方が安定するんでないか」ということ。振り返るに、カット打ちで面を開き気味で打つことが多かったのも一因だったかもしれない。面をかぶせた方が接触面を大きく取れる感覚はあるしなぁ。フォアにカーブドライブしか飛ばなくなるのが難点だけど。

2012/06/28

薬事法--サプリ屋さんも大変だ

シトルリンXLプレミアムお得な3個セット(90日分)【送料無料】ゆうパック発送《代引の郵便局留め不可》サガワ・ヤマト発送不可【うるおい生活リンリン本舗】
勢いで見つけてしまったのだけれど、リンク先の商品は俺の流し読みした限りでは「この商品で顧客は何を得られるのか?」が全く説明されていない。唯一説明に近いのはQ&Aの効果効能の質問だが、回答して曰く「薬事法により禁止されているのでお応えできません。申し訳ございません。」。

わかんないよ!

とはいえ、写真が商品内容のヒントなんだろう。具体的には「パンツの中の雄々しく左曲がりな物体」を提供する商品なんだろう。大変な世界だなぁ。

2012/06/27

図書館戦争(読みかけ)

図書館戦争
を読んでいる。まぁ、まだまだ読みかけというか現場に向かうあおなみ線で1章を読んだだけなんだけれど。しかし、図書館とメディア良化機関って両方とも公共機関でないかと思うんだけど、この世界観の中では文字通りに戦争をしてるんだよね。

「公共機関同士が殺し合い?原資は税金?大蔵省何やってんの?!」と思ったら大変殺伐したディストピアに思えた。さらに大蔵省がこの壮絶な税金の無駄遣いをお目こぼししている理由について考え、「名目GDP成長率ターゲット政策の一環」説を思いついた。結果、より殺伐した世界に思えた。


用具の選び方と助言を求める相手


いつの事だかは忘れたのだけれど、ヤマト卓球の松下社長が「良い用具の条件」をツィッターで質問されていた。回答は「適当にスイングしても返球できること」だったと思う。
おもえらく、この回答には無言の前提が少なくない。「私は相手の攻撃を何発でも返球しながら、回転変化などでミスを誘い、あるいは反撃に転じながら戦う戦型です。厳しい攻撃に対しては、反射的にスイングせざるをえないので、反復練習で染み込ませたスイングになります」あたりが言外に隠れてるのではないか。
戦型はともかく、スイングを反復練習で定着できていない俺みたいな人に、このアドバイスはあまり役立たない。真摯に対応してもレベル差と前提の違いがある時には猫に小判たなる。
助言を求める相手と、求め方は考えた方が良いなぁ、と思った。
蛇足ながら、「適当に打ったら入るのは良いラケット」は至言だと思う。

2012/03/30

螺旋丸



手首のトレーニング用にパワーボールを買ってみた。手首をつかって内側のボールを回転させる。このボールが良い勢いで暴れるのだ。
むしろ螺旋丸と名乗ってしまえばイメージも近いような気がする。

2012/02/15

必殺技に名前をつけてみる

ふと思いついて自分に出来る(時がある)中で最も威力のある技術に名をつけてみた。曰く「出会い頭の交通事故」、バッククロスへのドライブをフォアでカウンターするのだ。名に違わず出来る時ははとても少ない。成功率以前にトライできるのが稀という状態だ。とはいえ、「出会い頭の交通事故」が相手の心理に与える影響は小さくないように感じる。もう少しマトモに使える技術にするための方策を考えてみた。

技術の成功回数を増やすには、
  • 成功率を高める
  • トライする回数を増やす
という方向性があるだろう。どちらも練習しないと向上しない部分ではあるけれど、下の「トライする回数」は技術以上に身体能力と予測がモノを言うように思う。まぁ、それも練習だけど。

練習方法としては、
  • ツッツキをドライブしてもらってカウンターする練習。
  • ループドライブをカウンターする多球練習
などがあるだろう。

しかし、、これに限らず重要なのは予測なんだろう。出来るときの予測は「何となく打球前にステップして、何となくフルスイング」している。素面で思い返しても「予測担当は別人」としか思えない。
まぁ、練習で球数を打っていくしかないな。

2012/02/07

温泉宿



ダムでの仕事のため前泊するのだが、道中で比較的近そうな旅館を探したら、こんな部屋に一人通されて途方に暮れるのだ。
油断すると一撃で風邪を引きそうだし。

2012/02/06

その勝負はもう終わっている気がする

2012年2月6日のヘッドラインニュース - GIGAZINE 勝負下着のポイントの話。男性がもっとも重視するのは「手触り」らしいのだが、その勝負はもう既に決着がついているように思えてならない。

2012/02/01

卓球版個人戦術について

まず、個人競技の卓球で個人戦術って意味わからんな。仕事帰りに、フットサル個人戦術バイブルという本をパラパラと立ち読みしたのだ。個人戦術というのは、フットサルの中で各選手が行う駆け引きを体系化したものらしい。たとえば、ボールを持っていない時に自分をマーカーを振り切るための動きだったり、ボールを受ける瞬間にマーカーの予測を外した場所にボールをコントロールする事だったりする。個人戦術のレベルが高いと何がお得かというと、少ない動きで自分に有利な形でボールを保持できる。らしい。 

 で、卓球に「個人戦術」が無いか?と考えてみた。それは確かに体系化されていない経験則かもしれないけれど、技術解説の一部に含まれているんではないか。「ツッツキをぶち切ってループをカウンターする」とか「強いボールに対してはクロスに返球される事が多い」とか。さらに言うと、実は戦術として意識されるより先に、システム練習に組み込まれているんではないか?

卓球版個人戦術が体系化された時の恩恵を妄想すると、「戻りの位置が合理的になる」のではないか。



私見で「卓球版個人戦術」の権化は馬琳だけれど、自分の打球と相手を見て戻り方が一球ごとに違う。個人戦術の体系化がなされた暁には、対戦相手のパワードライブも(どうにか)手の届くようになるはずだ。
言い換えれば、卓球で個人戦術を体系化する営為は、おっさん卓球の体系化に他ならない。俺はおっさんなので「おっさん卓球大全」とかあれば交差歩で飛びつくだろうが、学生が買うには心理的障壁の多いタイトルになってしまうなぁ。

2012/01/17

失われたn十年を不幸にしない、質実剛健なバブルの過ごし方

このエントリは徹頭徹尾アルビン・トフラー語法で記述する。アルビン・トフラーは『第三の波』の序文で「俺っち未来について記述するからさぁ、大半の文末に「~になる可能性がある」とか「~かもしれない」とかつけないといかんわけよ。正確な表現を期した場合にはね。でも、そんなの怠くてやってらんないから、読者様が適宜脳内で補ってね」という主張をしていたのだ。文章はもっともっと堅実なそれだってけれども。
このエントリは、いつもに増して与太なので「(嘘)」を適宜保管していただきたい。

考えたきっかけは下のリンク先である。

http://blogs.itmedia.co.jp/akemi/2012/01/post-4.html

ここでは最近のヨーロッパ・アメリカの控えめに表現しても酷い様を顧みて、「失われたn十年」の日本は失敗のモデルケースでないと目されているようだ。記事でも言及されている通り、現在のヨーロッパ・アメリカの様からすれば、日本の一〇年前から変わらない安定のダメさ加減はマシに見えるのかもしれない。
しかし、経済政策の方法論に落とし込むには、日本で実施された「ゼロ成長ターゲット」は他の国に対しては適用しづらかろう。というか、発展している事になっている中華人民共和国においてすら、ゼロ成長ターゲットをしていては破綻を免れまい。

もしヨーロッパ・アメリカが今後「失われる十年」を行き、それが日本のそれと比して酷い有様だったとして、だ。それは経済政策に起因するのだろうか?不況の初期条件-バブル絶頂期の条件の違いが失われる十年の命運を分ける可能性はないだろうか?その線で未来に、「失われたn十年」から学ばれるビジネス書のタイトルを考えてみた。

「 失われたn十年を不幸にしない、質実剛健なバブルの過ごし方」
「禅=バブル」

あぁ、弟に上のブログの事を話したら、「日本の自殺者は年間に3万人…」と言われたよ。自殺が失業率の低下に寄与している可能性はあるよね。どこのマルサス世界だよ!とは思うけれども。

2012/01/14

エバンホルツNCT VII打ってきた(1)

エバンホルツNCT VIIを使って練習してきた。ラケットの重さに腕が圧敗し、裏面を振るどころの騒ぎでなかったので、表面のみの感想。

五枚→七枚のチェンジなので、ボールの飛距離は伸びる。少し下がっても強いボールが行く。その分、前陣でのコントロールが感覚が違う。これまでの感覚で面を出すとオーバーしてしまう事が多かった。面をより伏せ気味にしてトップスピンをかけると大分安定した。

自分の本線のフォアは威力が増して、安定する方法論も何となくわかった。なので、エバンホルツを使って行くつもり。当面の課題は、重量増のために取り回しが遅くなっているので、裏面を振る余裕がない問題の対処。というか、筋力が足りない。

2012/01/13

EVO3Dを修理に出す。

昨年11月からの愛機EVO3Dの調子が今週はよろしくなかったのだ。現象はタッチパネルの特定部位の反応不良。部位は画面下部約1cmのライン(Wnnのソフトキーボードで言うと「ま」「や」「ら」があるあたり)、横向きに持てば入力は可能なのだけれど逃げ道のないアプリのボタンなどはどうしようもない。自分でできる対処として、電源の再起動、電池パックの脱着、工場出荷時へのリセット、は試したけれど、不良状況が変わらなかったので修理に出してきた。
修理納期は1W~10日の予定らしい。

エバンホルツNCT VII


思い返すと五枚合板のラケットばかりを使っていたので、七枚合板のラケットも試してみる事にした。で、油断すると高級タンスと見間違えそうなエバンホルツNCT VIIをチョイス。
ざっと使用感を事前調査した感じでは、「硬い」「しなる」「特殊素材かと思うくらい弾む」「ボールの軌道は弧線になる」ラケットらしい。まぁ、五枚と大差ない厚さだから弾んでもしなるのかねぇ。

ラケットの厚さは6.3mm(ブレード面)、ラバーを貼る前の 重量は88g、ラバー貼った後の重量が186gだった。現在使用中の馬琳EOが170g前後だったので、約15gの重量アップらしい。持つだけではそれほどの重量差と感じないが。

貼ったラバーは表面:T88-1、裏面:カリブラLTサウンド。球つきをしてみた感触では、馬琳より若干弾むみたいである。ボールキャッチは違和感なくできるので、弾みすぎて制御不能って事はないと期待してる。

打ってみた感触は明日の練習でわかる予定。

2012/01/09

今年の技術課題(1)

卓球仲間の何人かが、各自の技術課題を挙げて、お互いに習得度合いを評価し合うチャレンジを始めたと聞いた。期間は1~3月らしい。で、自分の習得したい技術を考えてみた。今年の第一クオーターでは「バッククロスへのパワードライブ」の習得を目標にしたいと考える。
自分の打てるコースを考えると、現状ではバックストレートとフォアクロスに限定される。要するに引っ張る方向にしか強く打てないのだ。

こんなドライブを目標に。

2012/01/01

利き腕=ラケットハンド?

卓球者にはよくあることだと思うが、ラケットを持っていなくとも何となく素振りをしている時がある。そんな風に新サービスを考案(笑)しながら、ふと思い立ってサウスポーでのサービスモーションをしてみようとした事がある。いや、全然うまく体が動かないんだけれど、問題はフリーハンドたる右腕だ。言うまでもなくサービス時のフリーハンドの動きは少なくない。それにしても、「もう少し利き腕は頑張っていただきたい」という惨状だった。
逆に言うと、卓球の動きは生得的な物ではなく、(場末の俺レベルでも)地味な鍛錬の上に 成り立っているという事だ。「利き腕<練習量」と言う事だ。

この不等式を念頭に俺が卓球を始めた頃を思い返すと、当時好きだった選手ってワンタオとガシアンなんだよな。今と同様に当時も何も考えちゃぁいなかったけど、サウスポーで練習しても苦労の量は大差なかったかもしれない。




まぁ、一番好きな選手は馬琳な今からしたら右ペンドラで最高だ。

ラケット新調(計画中)

新年のセールで、ラケットを新調しようかと思案してみる。今まで五枚合板ばかり使っているので、少し趣向を変えてみたい感もあるし。
で、特殊素材はよくわからないから敬遠して、七枚にしてみよう。どうせなら五枚と比較して七枚のキャラが立ちそうなのにしよう。と、エバンホルツ7を検討中。






とはいえ、ティモボルシリーズに中ペンがラインナップされてたら、買ってしまってるんだろうなぁとは思う。