2011/02/19

基本姿勢について

卓球の基本姿勢について、少し考えてみた。結論は「最近の卓球はオジサンをいたわる気持ちが足らん」である。まぁ、最近の問題ではなく、俺のレベルの問題だと思うけど。

基本姿勢というのは「どんなボールが来ても対応できる姿勢」ではなく、「どんなボールが来ても、適切な姿勢に移行できる姿勢」のことだと、最近少しずつ判ってきた。
適切な姿勢というのが「難しい事を簡単に要求する」タスクで、細分化していくとキリがない。

大まかには、

  • 上回転のボールを打つ時には、軽い前傾姿勢。
  • 下回転のボールを打つ時には、上半身を起こす。のけぞり気味になる時もある。
  • 長いボール(台から出てくるボール)に対しては、ボールの高さに体の高さを合わせる。
  • 台上のボールには、体の位置を高くした方がいい。
って感じだろう。

これらの基本姿勢→適切な姿勢→基本姿勢という繰り返し動作(復元力)の中心にあるのは腰だ。アラサーの卓球超人が腰を痛めるのは理にかなっている=オジサンに優しくないんだなぁ、と思った次第。

2011/02/17

投げ上げサービス(第一章=トス編)

ふと思い立って投げ上げサービス(最近はハイトスサービスというんだっけ?)を練習してみたら、当然まるで上手くいかなかったのでお手本と課題考察。 通常のサービスと並べた時に、投げ上げサービスの打点(=落下点)がほぼ同じという事が判る。で、同時にトスは「ボールをまっすぐに投げ上げる」ことを意味しない事も判る。正確には「トスはボールをほぼまっすぐ投げ上げて、望む落下点に運ぶ事」なのだ。それを実現する為には、トスを上げる練習をひたすら積むのが王道だろう。

ここから、俺のハイトスサービスの上限は我が家の天井になる近未来予測が成立するね。つまり「我が家の天井サーブ」が直近の目標だ。

コンタドール処分取消

スペイン車連が処分取消を正式決定 コンタドールが本日レース復帰 | cyclowired

結論がどうであれ「自転車レースのドーピング処分はゲロ以下」という根本の事実を認識しないと、アンチドーピングという多分正しい目的の為にもならないんじゃないかね。思い返せば、レディオシャックのリーフユー(だっけ)がクレンビテロール陽性になった時から、クレンビテロールは牛の飼料に混ぜられているため、肉を食っただけで陽性になりうると主張されていた。誰もリーフユーを守ろうとしなかったけれど。その後、卓球のディミトリ・オフチャロフが中国オープンのドーピング検査でクレンビテロール陽性。もちろん、肉が原因と主張して、頭髪検査の結果おとがめなし。そしてコンタドール。

事の経緯を辛辣に眺めちゃうと、最初の事例は無名選手だから何も考えずに処分したけれど、後々大物が引っかかってしまったので慌てて頭を使い始めたように思える。アンチドーピングをルールのある世界と呼びたいなら、リーフユーと整合性を保つように思慮も遠慮もなく処分を下すべきだよね。その場合、俺は無論「肉食って運が悪いと出場停止、つか引退。何の為に何を検査したいの?」と批判するよ。

しかし、中国の自転車選手がマイノリティである事が支離滅裂な対応の遠因とすると、「もし最初に陽性になったのがスペインの卓球選手だったら」という仮定は妄想してしまうな。スペインの卓球選手って一番の大物は中国人(何志文)だけど(笑)