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2014/06/11

おっさんスタイル

おっさんスタイルの卓球というのは、自分の周囲の感覚をまとめると
  • 堅固なブロック
  • 嫌らしいコース取り
  • 意外に一発がある
が特徴となる(はず)。上の偉関さんなどは、おっさんの中のおっさんだ。
ここで、堅固なブロックやコース取りの妙は脱力と予測、相手の観察で実現される。ブロック力を打たれまくって鍛えて、余裕を持って対処できるようになるのがベースになるのかなぁ。

偉関さんが力をセーブしているのは動画序盤の足捌きに表れているんだけれど、その状態だと何発かはブロックと予測を弾かれている。そもそもペンドラがシェーク相手にバックでブロックゲームは「合理的」でない。ここから合理的に本気度が上昇していった場合、先手を取りに行く頻度が増す。ドライブが増える。回り込む。フォアのブロックが快帯や反帯に代わる。などの変化があるんじゃないか。

というようなことを考えながら、毎日繰り返し見ている。



2013/05/01

粒高スマッシュ

「最近アツい技術は粒高のスマッシュです。」と言ったら半ば本気で心配された。確かに打てる球は限られるし、絶対的な威力は高くないんだろうけれど。

しかし、粒高でのスマッシュにはいくつか利点が有ると思っている。
一つには、ナックルな球質。二つには、意外にスピードが出ること。
最大の利点は、相手がまず予測していないこと。

反転を駆使して裏ソフトのドライブと併用できるのが、相手の当惑感を大きくする一歩だとは思うけれど、ラリー中の反転はまだほとんどできないんだよなぁ。

2013/04/26

粒高のショート

裏面に貼っている粒高で面白半分にショートの練習をしてみた。

ペン粒であれば本線となるはずのショートだけど、俺には一番難しい。裏ソフトと同様の感覚で当てるとネットまで届かない。面を起こし押すとホームランになる。
頂点前で軽く上から押さえるように当てるのが安定するか。いずれにせよ、インパクトで指先の力を抜いているのが生命線となるように感じた。
ひとしきり粒ショートの練習後、裏ソフトでもショートをしたが、あまり感覚が違わず返すだけはできた。
ショートの打球感の習得に、粒ショートが有効かもしれん。と言いながら、面白レパートリーを増やす練習をしそう。

2013/01/11

タッチは柔らかく、インパクトは強く

昨夜の練習で感じたこと。
打球時に指が力んでいると、直線的にぶっ飛んでいく。指の力を抜きボールの勢いを殺しながら、ラケットで投げ返すイメージで。サービスでは膝の屈伸も使い、勢いを殺す。しかしインパクトは強くしないと安定しない。つなぐ球でもスイングは速くしないといけない。

タッチは柔らかく、インパクトは強く。って、思い切りアイロニーだよなぁ。

2013/01/05

グラスDtecS初使用

2013年最初の練習に行ってきた。
裏面に貼ったグラスDtecS初使用でもある。切れるような打ち方をできないから、切れたボールは行かない。当てただけでドナックルが行くのと、球足が意外に速いのが好印象。というか、油断すると表面のショートより速い。反面、ホップ気味にぶっ飛ぶことが多い(ということはバックスピンになっているのか?)。もう少し握力を抜いて、頂点前で当てれば安定するのかも。

あと、パッケージを見る機会ならあったのに、買ってから見つけたこと。DtecSのSはサムソノフのS。

2012/11/13

もしもガンダムファイトのネオチャイナ代表が卓球選手だったら

実際にネオチャイナ代表は少林寺のサイサイシーだったわけだけれども、中国では卓球が国球とも呼ばれる位なので卓球選手が代表になっても良かったように思う。と、朝の通勤中に思いついた。
まず念の為にガンダムファイトはこんな感じ。


思いついてしまったのはいいが、選手とコーチ(盥付き)ではどちらが強いのだろうか?普通に考えれば選手なのだが、盥付きのコーチはラリーを越えるピッチで速射が可能、つまり弾幕が厚い。と思って選手としてもコーチとしても成功している劉国梁を見てみよう。上が現役時代、下がコーチ(中国国家隊男子監督)時代。





現役時代も強そうだけれど、コーチの劉国梁が出てきても「このアホ弟子が~!」とやってくれそうで面白そうではある。その中で、走馬燈のように駆け巡る師匠(劉国梁は世界選手権・オリンピック・ワールドカップを制覇した大満貫選手、つまり東西南北中央不敗みたいなもんである)との思い出は下のようなシーンだろう。


2012/11/10

裏面粒高

いつぶりか思い出せない卓球ネタ。そして、人の役に立つ気のしない粒高裏面打法についてのメモ。今日使ったのはエバンホルツNCT7とカールP3αr(OX)。

  • ラケット面を垂直くらいに立てて、当てるだけでもそれなりのブロックになる。
  • 手の力を抜いて当てると、死んだボールが短く飛ぶ。
  • ラケットを立てて横殴りに振ると角度打ちになる。意外にスピードが出る。
  • 球持ちが皆無なので、裏ソフトの裏面ドライブ(特に台上の)は抜本的に違う打法が要求されているように思った。
  • 表面での台上処理の体勢から、突然裏面フリックに移行できれば何度かは効くかもしれない。

カットブロックにするラケット操作をできる気がしないので、回転の反転(残転?)は全然気にしていなかった。ナックルにはなっていた気がするけど。

2012/08/20

ロングサービスのインパクト

土曜日の練習にて、ロングサービスを打とうとして台に入らない事態が頻発した。自コートにも届かないのだから重症だ。原因を考えてみると、「打球点が台から遠い」、「打球点が低すぎる」、「ボールの軌跡が下に向きすぎ」のどれか(複数回答可)だろう。
打球点の問題も兎も角として、ボールが下に飛ぶのはインパクトが強く当てられていないからだ。オーバーミスというか、ネット直撃も恐れずに振り抜いていかないといかんのだろうなぁ。

2012/08/15

フォアチキータと表面チキータ

練習はまるでしてないんだけど。
ペンの表面でチキータができるらしい。普通のチキータ同様に、ボールの左側を擦って飛ばすそうな。ペンにはフォアチキータもできる。これはボールの右側を擦って飛ばす。
で、表面チキータのバックスイングはフォア側、フォアチキータのバックスイングはバック側に取った方がスイングしやすそうだ。台上のボールに対しては、まずミドルに体を寄せると、どちらの技もでき、予測させる技術が増えるように思った。
同時に、台から出るボールに対してミドルに動くのは効率的でない。長短の判断はより速くできるのが求められる。

2012/08/13

表のレシーブ

まぁ、横レスっぽいのだけれど。
表ソフトのレシーブは「払い」など攻撃的でなければ、表の存在価値に関わるという。俺もペン表でなくなってしばらく経つけれど、表のレシーブは払うばかりではない。意外にキレるツッツキは絶対的な回転量で裏ソフトに及ばないかもしれないが、充分な回転はかけられる。自分と同レベルの相手にループドライブを強要できればツッツキの仕事はしているだろう。
同様に打点が合えば勝手に止まるストップも効果的だ。実のところキっても止まる時は止まる。
とはいえ、払いなどと同様に、足を押し込んで、自信を持って振り抜くのが絶対条件で、それが最も難しい。表だから何ができない、何をしなきゃいかんは、あまり意味のない話じゃないかなぁ。

2012/08/09

卓球王国に半裸グラビアを!

ビッグトーナメントの後でいつも思うネタではあるけれど、日本選手が世界のトップ層と戦った際に打球の威力が相対的に劣るが故に、真っ向から打ち負ける展開が散見される。技術的な問題は練習によって解決されるだろう。同様に筋力の不足はトレーニングによって解決されるはずだ。未来のトップ選手となるべき中高生にトレーニングの重要性を伝えるにはどうしたらいいだろう?

やはり、視覚に訴えるのが効果的ではないか。卓球王国に定期的に上半身の筋肉を強調したグラビアを掲載するのだ。実際には既に男子の半裸グラビアは掲載されている。2012年7月号は松平賢二アニキのイイ身体がばっちり載っている。



まずは男子の広背筋から、挑戦していってもらいたいなぁ。


2012/08/06

新たな禁句「日本人はバックハンドが弱い」を提唱したい



ロンドンオリンピックの男子卓球は残念な結果だったわけだけれども(しかし岸川がシングルスでベスト8に進んだのを考えると悲観しすぎるのもどうか)、最後の岸川vs唐鵬戦はロッテルダムらへんからモヤモヤしていた懸念が現実になったようにも感じた。一言で言ってしまうと、「男子卓球の卓球DASH!化と、進化の方向を違えている日本」である。



「カウンターを叩き返して当たり前」「足を引くな、マッソーで支えろ」「押せば押せ、引けば押せ」なラリー展開は以前のそれよりも攻撃性が高く、それ故にハイリスクハイリターンとなっている。結果、ヤンキー漫画の喧嘩を暗喩的に卓球に導入した『卓球DASH!』と、現実の卓球がダブって見える不思議な世界が現出している。そこで、「まずブロックからラリーにする」「両ハンドをバランスよく」「無理せず繋ぐ」スタイルは首尾良く餌とされるばかりではないのか?という懸念だ。
そこで必要とされるのは「待たれていても一撃でぶち抜ける攻撃」だろう。大概の人はフォアハンドの方が強い球を打てるので、より多くフォアハンドを使うためのフットワーク、ボディワーク、戦術が重要だろう。というか、マックスダッペ(漢字失念)を必殺技とする張継科ですらフォアの方が強力なのだ。




そこから、現在の日本人選手に対しては「バックハンドが弱点」というのは有害無益な指摘ではないかと思ったのだ。バックハンド強化の優先度が極端に高かったのは、90年代以前のフォアハンド偏重へのアンチテーゼだからだ。たしかに20年前の日本卓球のスタイルはオールフォアで打つために打球点が下がり、攻撃力と対応力が失われる本末転倒スタイルとなっていた。しかし、今の日本のトップ選手は違う。バックハンドの技術面では遜色ない(ように凡人以下の俺には見える)。
現時点ではバックハンドを重要視するのではなく、「その時もっとも強い球を返すにはどうしたらいいか?」を重視すべきではないか。かつてオールフォア偏重を招いたのは日本人の技術フェティッシュだったが、現在の両ハンド偏重も技術フェティッシュが招いているんでないかなぁ。と思った。
フォアとバックのバランスに関する大好きな理論は呉敬平の「王皓にはフォアとバックを6:4で打つように指導します。馬琳には8:2にするよう指導します。理想的には6:4なんでしょうが、馬琳にそう言うと5:5になってしまいます」かな。つまり6割はフォアで打つように、怠け者の俺は8割フォアで打つ気持ちで動……けない気がするなぁ。

2012/08/04

ボウリング打法

木曜日の練習で仲間がやっていた打法に勝手に名付けた。多分、卓球スパイラル打法で紹介されていた「抜き足打法」なんじゃないかと思う。ミドルに来たボールに対し、右足をバック側に抜きながら打つ。下半身の回転の反動を利用できるので、正面から見たモーションの小ささに比して強い球を打てる。彼はペン表でスマッシュするので、余計に強烈に見える。

それはともかく、抜き足打法の打球後はボウリングの投球後に似ている。なので、ボウリングの動画を探してみた。


後半よく意味がわからない展開になってて驚いた。

2012/07/31

色々違うハローキティ

セントラルパーク地下街にハローキティとオリンピックのコラボ企画が行われていた。ボーッと見ていたんだけど、このポスターはいろいろ違うと思う。
ラケットの形が違う。グリップが違う。ウェアが違う。あと、男子は右左のダブルスだと思うなぁ。女子はわからないけど。

2012/07/30

オリンピックの中継放送について思う。

異論のある人もいるかもしれないが、ロンドンオリンピックは人類がマトモに機能するittvを得て以来初めてのオリンピックだ。そのオリンピックで、ittvの中継が無いことの影響は計り知れない。どんな身の程知らずの卓球ファンでもテレビでクレアンガ対メイスを放送する期待はしないだろう。トキッチ対ガオニンとか。

かくして、コアなスポーツファンは、中継に満足できない。
これは、人がテレビを見ないのではなく、人が見たいモノをテレビが提供できていない図式を鮮明に表しているのではないか?需要の多様性にコンテンツ供給(というか金の流れがボトルネックになった流通だな)が対応できていないのを、ストリーミングの充実によって顕在化されたのではないか?

しかし、これは過渡的な現象かもしれない。
長期でみれば、放映権料の細分化etcでより柔軟に中継が出来るようになるかもしれない。たとえばNHKで全く中継されないかテレ東でへたれた中継をされるかの選択とか。

より短期の問題で言えば、現地現物の重要性がストリーミングの発達によって明確になったのではないか。見たいモノを本当に見たければ、現地に行くしかない。これは東京でオリンピックをやる大きな意義になるんではないか?少なくとも中継の内容にブーたれている人は、自分が見たいモノを見に行ける確率を高めるためにも、東京オリンピックを応援すべきではないのか?

じゃあ、いっそ名古屋で?オリンピックはまぁええがや。

2012/07/26

テニスの本を読んでみた。


こちとらテーブルテニスの人なので、テニスの本も面白いかと思って読んでいる。「頭脳」にまつわる本なので、そのまま楽しく読める。

弱い人の打ち方は「ネットを越えさせて、エンドラインの手前に落とす」ように意識している。強い人は「オーバーする球を、エンドラインの手前にねじ込む」ように意識して打っている。らしい。ボールの軌跡が回転の影響を受けやすい卓球だと、この意識はより重要なんかなぁ、と思った。

2012/07/25

JooSeHyuk vs WangLiqin


いつの試合かもわからないけれど、おすすめに引っかかってきたので。バックカットの速度が非常にゆっくりで、フォアのトップスピン系との速度差が大きそうだなぁ。これに回転量の変化もつけられているんだから、チョッパーの相手は大変だ。しかし、かっこいいわぁ。

2012/07/23

馬琳の台上裏面


王皓vs馬琳のオリンピック壮行試合。馬琳の台上裏面ドライブって違和感がある(MP4/6の上にロケットエンジンを載っけて「最強に速いぜ!」的な違和感)。しかし、フォア主戦で頂点に至った後、キャリアの晩年にいるはずの馬琳が新規テクニックを貪欲に使う姿勢は本当に見習わないといけないなぁ。
王皓の台上バックハンドは「裏面ドライブを打つ体勢から逆モーションでツッツク」、馬琳の台上バックハンドは「ストップの体勢から裏面ドライブが飛び出てくる」の違いがあるように見えるなぁ。

2012/07/21

天才 or not?


数年前に読んだマシュー・サイドの「非才!」では、「才能なんてものはない。才能と思われているものは、適切な練習を十分に積み重ねることでえられる」と主張していた。マシュー・サイドは下のように卓球の人なので、当然のように「ワルドナーだって天才ではなく、適切な練習をしこたまやったから強いんだ」と主張するわけだ。

しかし、ワルドナー伝説 に挙げられているエピソードでは、「9歳で卓球を始めたワルドナーが3球目の練習をさせると、サービスでタッチを変えながらどんな回転がかかるかチェックしていた」とか、「ラリーの練習をさせると中後陣からサイドスピンも入れたドライブで遊んでいた」とかある。後年のワルドナーを育てるための練習を自分でやっていたようにしか思えないエピソード群だ。もちろん、ワルドナーの神話を構築するための伝記と思えば多少の誇張はあるだろうし、「コース固定の練習が主流の時代にオールをやり込んだ先輩」や「指導者全員スマッシュ最強を疑っていない時代に、中陣ドライブ主戦で強くなったアペルグレン」のような先人の後に続いている面も多々あるんだろう。
ワルドナーの天才性に「良い意味で人の言うことを聞かないこと」を含めてしまうと、天才育成法は技術以前の心性をいかに育てるかに帰着してしまうんでないかなぁ。


インパクトの瞬間



ボルの練習風景。
「インパクトの瞬間、ボールは飛んでいく」とどうしようもなく当然なフレーズが浮かんでしまったのだけど、インパクトでキュッとしてボールに回転を与えてるのがよくわかる気がする。カメラ位置が選手と同じ高さだけに、軌道のおかしさが伝わってくる。バウンド後の伸び方が強烈なので、頂点が低い位置になっている。

「インパクトの瞬間」は清水義範の短編。「インパクトの瞬間、ヘッドは回転している」というキーワードからゴルフクラブの宣伝ぽい言葉を延々と連ねるだけの作品だ(ったはず)。