2012/09/08

尖閣あれこれ

国有地にするにせよ、石原慎太郎の別荘を建てるにせよ、2012年の夏に魚釣島の所有権を議論するのは「秋には右派から左派へ政権がシフトするのが既定路線となっている中国に対し、建前では存在しない問題をわざわざ蒸し返す」行為。そりゃ税金を使ってでも阻止したいだろう。冬以降に想定できる悪影響がプライスレス。

もちろん、国有地になるのと、都有地になるのではどっちがマシか?という問題はある。都有地なら何となっても、「てめぇらの知事が偉いんだよ?!こちとら気が狂った知事くらい掃いて捨てるほどいるんだぜ」と意味不明なキレ芸ができるけれど、国有地ではそれができないというデメリットがある。

いずれにしても、論点となっている行為がスケールの大きくなったピンポンダッシュでしかないこと、石原慎太郎のマッチョアピールが冷蔵庫を万引きしてきて自慢しているヤンキー(この話は昔バイト先で聞いたので真偽はわからないが)と何ら変わらないことを認識しておきたい。




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