2009/11/14

更新提案(続き)

受注額のあまりの落ち込みに、能動的に仕事を増やす必要を再認識させられた。ノートに「更新提案、営業支援、納入」と大きく書き込んだ。

そして今日、衝撃の事実を知った。俺が保守対応に行って、装置更新の提案(とお願い+脅し)をしたお客さんが、続々他社に乗り換えているらしい。つまり俺が頑張るほど、売上減少の要因を作っていることになる。

俺の対応が不出来すぎて乗り換えている訳ではなく、お客さんが更新の必要性を認識した結果、他社の初期導入コストに負けているらしい。保守対応が終わった瞬間から、後継機種の売込みをした方がいいのかなぁ。

2009/11/12

現実逃避に納得した

2007年から今年にかけての某分野での受注リストをまとめてみた。結果、2007年から2008年にかけて売上60%以上ダウン。2008年から2009年にかけても同程度のダウンしそうな勢い。そりゃ、事業から手を引く算段が始まるわけだ。 基本的に俺の仕事は「trouble is my bussiness」な修理屋稼業です。受注リストをざっと洗ってみた感じでは、障害対応の件数が目に見えて減少し売上減に繋がっている。もともと多くない事前保守は大きく変動していない。体感的にはわかっていたが逃避していた現実を再確認した感。

で、俺としては、その分野にもっとコミットしていたいから、あがく方策を考えて行きたい。単純には不況とは全く別のメカニズムでやってくる装置寿命に対して、装置更新を提案していく事。10年選手になったきた装置には、機会があるたびに更新の必要性を話すようにしている。修理したくても部品がないのは厳然たる事実だし、そこを黙っていてもお客さんにも迷惑がかかるからだ。

問題はその装置が、今は他社品なので頑張っても自分の利益にしにくい事だ。更新提案から納入に絡んでいくのが、モチベーション維持の為にも必要か。それ以前に事業継続できるのか?

Twitterブログ: 携帯電話から登録できるようになりました!

Twitterブログ: 携帯電話から登録できるようになりました!

これで彼女様をtwitterに引き込みやすくなる(笑)

2009/11/11

物質文明・経済・資本主義

価格に躊躇して手を出せなかった『物質文明・経済・資本主義』を、アマゾンマーケットプレイス(要は古本)で入手し、ぼちぼちと読んでいる。一番順調に読み進める場所は漫画喫茶なのはともかく、『地中海』以上にディテールの積み上げが尋常ではない。第一巻では人々の日常生活を描写する為に、何をどうやって作り、何を食べて生きてきたかが詳細に挙げられる。そこで挙げられるのは、彼の主研究領域たるヨーロッパだけではない。インド・中国そして日本、南北アメリカ、アフリカも同列に挙がり、比較されている。

読んでいて感じたのは、実際に明記されてもいるが、技術進化が社会の変化をもたらすのではなく、社会の変化が技術進化を必要とし実現させる、ということだ。例えば、中国では産業革命の技術的要件はほぼ全て備えていたが、融通性が高く安価な労働者が多くいたため機械化が想像もされなかった。等。

経済学に置き換えると、「需要は重要」です。三回音読すると、前後がゴッチャになるので注意しましょう。

2009/11/10

斬新すぎる

バーナンキの背理法への斬新すぎる反論。

バ「中央銀行がどんなに国債を買ってもインフレが起きないと仮定する」

反「ありえねーよ。」

反論終了。というか、反論しようとして補強してどうするんだと小一時間問いつめたい。

金融日記

というか、「現在は特殊な状況下であるから、通貨供給を増やすとデフレになる」という命題を、需要ー供給モデルに落とし込んでいくと右図の下みたいなアバンギャルドな需要曲線を描くはずだ。(図中のJは需要、Kは供給)。仕事からの帰路に色々考えてみたが、経済学を本格的に学んでいない門外漢にはこの条件しか思いつかない。あり得ないとは言い切れないが、相当特殊な状況だなぁ。