2011/01/28

江加良のフットワークと状況判断力

卓球王国の江加良の記事を読んで想起したのは、田崎俊雄の超攻撃的卓球だ。記憶ではバックへのショートサービスをフォアフリックした後の展開を2パターン紹介していた。

・フリックを強く打てた場合、バッククロスに返る可能性が高いので、バックで待つ。
・フリックを強く打てなかった場合、相手はストレートに返す可能性があるので、フォア側に戻る。→飛びつき。

という感じだったと思う。
ここで平行足フットワークと左足前フットワークは、優劣でなく一長一短だと感じられる。優劣であればバックサイドに左足を入れたりしない。バックサイドでの平行足と左足前は、復元力と威力のトレードオフと考えるのが妥当だろう。

トレードオフがあるということは戦術的な判断力が問題になる。決まるまで打ち続けるか、決めるように打つか。難しいことを簡単に言うなぁ。

ちなみに、技術的には「両方出来るのが偉い/当たり前」だと思う。平行足を意識してフットワーク練習に取り組もうかな。

2011/01/25

江加良

卓球王国の「ツワモノ列伝」で紹介されていた江加良。あの平行移動で回り込む動きを練習で試してみた。今まで意識した事のない打法だったため、バックストレートに引っ張ってしまう事が多かった。うまく打てた時に意識していたのは、クロスに上半身を向ける事だ。平行足でバックサイドに立つとまっすぐに打つとストレートに飛んでしまう。

腰回りで上半身をクロス方向に向ける事で安定してクロスの打球を打てるようになる。しかし、股関節と腰の柔軟性とか安定は多めに要求されているような気がした。

卓球のフィットネス効果

卓球の練習をした翌日には、脇腹(腹斜筋)や尻(大臀筋?)が筋肉痛になる。このあたりは女性が引き締めに躍起になる部位なので、卓球のフィットネス効果は相当に高いのではなかろうか。しかし筋肉に負荷が強くかかるエキセントリックな動作は「戻し」に多いように思われるので、強い負荷がかかるまでに投入されているはずのリソースは決して少なくない。ラリーでは続かないから負荷がかからないが、多球練習をいきなり導入しても逃げられるだけだろう。

と、体に負荷がかかって楽しげな卓球エクササイズについて考えてみた。インストラクターが全面にあげる緩いボールをひたすらスマッシュすれば、第一義にストレスを解消できるんではなかろうか。そしてエクササイズを繰り返しているうちにスイングが綺麗になり、球出しがサドっぽくなり、いつの間にかドライブとか切り返しとかファルケンベリとか恐ろしげな用語が飛び交いだすんだろう。

まぁ卓球の男女構成比は歪んでないから、無理に考える必要はないと思うけどね。