2012/02/01

卓球版個人戦術について

まず、個人競技の卓球で個人戦術って意味わからんな。仕事帰りに、フットサル個人戦術バイブルという本をパラパラと立ち読みしたのだ。個人戦術というのは、フットサルの中で各選手が行う駆け引きを体系化したものらしい。たとえば、ボールを持っていない時に自分をマーカーを振り切るための動きだったり、ボールを受ける瞬間にマーカーの予測を外した場所にボールをコントロールする事だったりする。個人戦術のレベルが高いと何がお得かというと、少ない動きで自分に有利な形でボールを保持できる。らしい。 

 で、卓球に「個人戦術」が無いか?と考えてみた。それは確かに体系化されていない経験則かもしれないけれど、技術解説の一部に含まれているんではないか。「ツッツキをぶち切ってループをカウンターする」とか「強いボールに対してはクロスに返球される事が多い」とか。さらに言うと、実は戦術として意識されるより先に、システム練習に組み込まれているんではないか?

卓球版個人戦術が体系化された時の恩恵を妄想すると、「戻りの位置が合理的になる」のではないか。



私見で「卓球版個人戦術」の権化は馬琳だけれど、自分の打球と相手を見て戻り方が一球ごとに違う。個人戦術の体系化がなされた暁には、対戦相手のパワードライブも(どうにか)手の届くようになるはずだ。
言い換えれば、卓球で個人戦術を体系化する営為は、おっさん卓球の体系化に他ならない。俺はおっさんなので「おっさん卓球大全」とかあれば交差歩で飛びつくだろうが、学生が買うには心理的障壁の多いタイトルになってしまうなぁ。

2012/01/17

失われたn十年を不幸にしない、質実剛健なバブルの過ごし方

このエントリは徹頭徹尾アルビン・トフラー語法で記述する。アルビン・トフラーは『第三の波』の序文で「俺っち未来について記述するからさぁ、大半の文末に「~になる可能性がある」とか「~かもしれない」とかつけないといかんわけよ。正確な表現を期した場合にはね。でも、そんなの怠くてやってらんないから、読者様が適宜脳内で補ってね」という主張をしていたのだ。文章はもっともっと堅実なそれだってけれども。
このエントリは、いつもに増して与太なので「(嘘)」を適宜保管していただきたい。

考えたきっかけは下のリンク先である。

http://blogs.itmedia.co.jp/akemi/2012/01/post-4.html

ここでは最近のヨーロッパ・アメリカの控えめに表現しても酷い様を顧みて、「失われたn十年」の日本は失敗のモデルケースでないと目されているようだ。記事でも言及されている通り、現在のヨーロッパ・アメリカの様からすれば、日本の一〇年前から変わらない安定のダメさ加減はマシに見えるのかもしれない。
しかし、経済政策の方法論に落とし込むには、日本で実施された「ゼロ成長ターゲット」は他の国に対しては適用しづらかろう。というか、発展している事になっている中華人民共和国においてすら、ゼロ成長ターゲットをしていては破綻を免れまい。

もしヨーロッパ・アメリカが今後「失われる十年」を行き、それが日本のそれと比して酷い有様だったとして、だ。それは経済政策に起因するのだろうか?不況の初期条件-バブル絶頂期の条件の違いが失われる十年の命運を分ける可能性はないだろうか?その線で未来に、「失われたn十年」から学ばれるビジネス書のタイトルを考えてみた。

「 失われたn十年を不幸にしない、質実剛健なバブルの過ごし方」
「禅=バブル」

あぁ、弟に上のブログの事を話したら、「日本の自殺者は年間に3万人…」と言われたよ。自殺が失業率の低下に寄与している可能性はあるよね。どこのマルサス世界だよ!とは思うけれども。

2012/01/14

エバンホルツNCT VII打ってきた(1)

エバンホルツNCT VIIを使って練習してきた。ラケットの重さに腕が圧敗し、裏面を振るどころの騒ぎでなかったので、表面のみの感想。

五枚→七枚のチェンジなので、ボールの飛距離は伸びる。少し下がっても強いボールが行く。その分、前陣でのコントロールが感覚が違う。これまでの感覚で面を出すとオーバーしてしまう事が多かった。面をより伏せ気味にしてトップスピンをかけると大分安定した。

自分の本線のフォアは威力が増して、安定する方法論も何となくわかった。なので、エバンホルツを使って行くつもり。当面の課題は、重量増のために取り回しが遅くなっているので、裏面を振る余裕がない問題の対処。というか、筋力が足りない。

2012/01/13

EVO3Dを修理に出す。

昨年11月からの愛機EVO3Dの調子が今週はよろしくなかったのだ。現象はタッチパネルの特定部位の反応不良。部位は画面下部約1cmのライン(Wnnのソフトキーボードで言うと「ま」「や」「ら」があるあたり)、横向きに持てば入力は可能なのだけれど逃げ道のないアプリのボタンなどはどうしようもない。自分でできる対処として、電源の再起動、電池パックの脱着、工場出荷時へのリセット、は試したけれど、不良状況が変わらなかったので修理に出してきた。
修理納期は1W~10日の予定らしい。

エバンホルツNCT VII


思い返すと五枚合板のラケットばかりを使っていたので、七枚合板のラケットも試してみる事にした。で、油断すると高級タンスと見間違えそうなエバンホルツNCT VIIをチョイス。
ざっと使用感を事前調査した感じでは、「硬い」「しなる」「特殊素材かと思うくらい弾む」「ボールの軌道は弧線になる」ラケットらしい。まぁ、五枚と大差ない厚さだから弾んでもしなるのかねぇ。

ラケットの厚さは6.3mm(ブレード面)、ラバーを貼る前の 重量は88g、ラバー貼った後の重量が186gだった。現在使用中の馬琳EOが170g前後だったので、約15gの重量アップらしい。持つだけではそれほどの重量差と感じないが。

貼ったラバーは表面:T88-1、裏面:カリブラLTサウンド。球つきをしてみた感触では、馬琳より若干弾むみたいである。ボールキャッチは違和感なくできるので、弾みすぎて制御不能って事はないと期待してる。

打ってみた感触は明日の練習でわかる予定。